中途更改契約  | ダイレクト自動車保険のススメ!

中途更改契約

加入している自動車保険を保険期間の途中で解約(中途解約)し、新たに加入する契約を言い「中途切替契約」などとも呼ばれます。
この「中途更改契約」には、やむを得ない場合と、いわゆる「保険の乗り換え」があります。やむを得ない場合とは、分割払いで契約していた自動車保険に契約車両の入れ替え(クルマを乗り替える)や、運転者の範囲の変更などにより、保険料が安くなり、月額保険料が安くなってしますような場合に中途更改を行います。(分割払いの月額保険料は変更できないので、一旦契約を解除(解約)することになります。ちなみに月額保険料が高くなる場合は差額を一括で支払うことができるので中途更改は不要となります。)

一方、「保険の乗り換え」の場合は、加入者の意思で保険会社を契約期間(保険期間)の途中で変えるのであればまだよいのですが、保険代理店などのススメで保険会社を変えるような場合にはトラブルになることがあるので注意が必要です。

◆補償期間と無事故実績

中途更改(中途切替)を行うと、実質的に保険期間が延長されたと同じ状況となるため、無事故実績(ノンフリート等級)の進行が遅くなるというデメリットがあります。また、もし中途更改するまでの期間中に事故を起こしていた場合、更改後の新しい契約のノンフリート等級は事故の実績を反映し、3等級ダウン(例:加入時15等級→更改後12等級)した等級となるので保険料が高くなります。事故があった場合は、結果的に保険期間が短くなり、高い保険料の契約が早く始まることになり、加入者にとってはマイナスとなります。

◆解約返戻金と等級継承

中途解約すると残りの期間の保険料が「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」として保険会社から返金されますが、この「解約返戻金」は短期率という加入者にとって不利な率で計算された金額となるというデメリットがあります。本来であれば日割計算となるのでしょうが、通常の契約に比べ保険会社の事務コストが余計にかかることもあるのかもしれません。

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